第31回OMS戯曲賞の最終候補に6作品、授賞式・公開選評会を開催
第31回OMS戯曲賞の最終選考候補作品が決定。授賞式および公開選評会が12月28日に大阪・ウイングフィールドで開催される。 2023年の第30回OMS戯曲賞で大賞を獲得したのは武田操美。 最終選考候補作品に選ばれたのは、伊地知克介「光と虫」、植松篤「トレマ」、私道かぴ「てばなれ」、橋本匡市「躾けられない獣の群れ」、山岡徳貴子「そして羽音、ひとつ」、山村菜月「かぜのたより」の6作品。授賞式・公開選評会では大賞と佳作が発表される。授賞式・公開選評会は入場無料。 1994年に創設されたOMS戯曲賞は、関西圏で次代を担う劇作家を発掘すると共に、過去に受賞歴のある劇作家も選考の対象とした戯曲賞。募集前年に書き下ろされた作品を対象に、大賞と佳作が1作品ずつ選出される。第31回の選考委員には、佐藤信、鈴木裕美、佃典彦、土田英生、樋口ミユが名を連ねた。