【競輪】佐藤壮志が追い込み勝利でA級2班に特別昇班~取手・レインボーカップA級チャレンジファイナル
取手競輪の開設74周年記念G3「水戸黄門賞」最終日の30日、第9Rで「2024年前期レインボーカップA級チャレンジファイナル」が行われた。単騎が7人もいた一戦は、正攻法から引いて3番手を確保した佐藤壮志(20)=熊本・123期=が、最終バックで番手発進した吉田晏生を追いかけ、直線で抜け出して快勝した。佐藤に続いた小榑佑弥が2着、吉田が3着に粘った。3着までに入った3人は、7月1日付でA級2班に特別昇班する。 佐藤壮志「単騎が多い中で、考えても仕方ないと思ったので、まずは前を取ってから流れで、と。(抑えに来た望月湧世―吉田晏生を出した後は)吉田さんの動き次第で決めようと思った。冷静に動けたと思う。今回は内容より結果重視で、勝ちを狙いに来た。ただ、もっと自力を出していかないと上には行けないので力を付けていきたい。熊本のS級選手は強いし、格好いいので、少しでも近づけるように。ゆくゆくはタイトルを狙えるようになれば」
報知新聞社