アンベールがブブリクを下して今季2勝目、ツアー決勝6戦全勝 [ドバイ選手権/テニス]
アンベールがブブリクを下して今季2勝目、ツアー決勝6戦全勝 [ドバイ選手権/テニス]
ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月26日~3月2日/賞金総額311万3270ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第5シードのユーゴ・アンベール(フランス)が第7シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-4 6-3で下し、2月のマルセイユに続く今季2勝目を挙げた。 ~ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権で今季2勝目を挙げたアンベール選手~ 5-4から初めて相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したアンベールは、第2セット第4ゲームでブレークしたリードを最後まで守りきって1時間25分で勝利を決めた。 「彼(ブブリク)との対戦は簡単じゃない。彼にはブレークチャンスがいくつかあったけど、僕は本当に冷静で何をすべきか明確に理解していた」とアンベールは試合後にコメントした。 ツアー決勝での戦績を6勝0敗とした25歳のアンベールがATP500大会でタイトルを獲得したのは、2021年6月のハレ以来でキャリア2度目となる。 アンベールは表彰式で「1週間を通して素晴らしいレベルでプレーできた」と話したあとツアー決勝での強さについて聞かれ、「本当によくわからないんだけど、確かにいい成績を残している。僕には凄くいいチームが付いてくれているからじゃないかな」と答えた。 今週の活躍でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングでアンベールが14位、ブブリクは19位に浮上し、ともに自己最高を更新することが確定した。 先に行われたダブルス決勝では、タロン・グリークスプア(オランダ)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が第2シードのイバン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ)を6-4 4-6 [10-6]で倒して優勝を飾った。
テニスマガジン編集部