3日は岐阜で40℃予想 花火大会や夏祭りシーズン 週末は夜も高温 熱中症に警戒を
今週末も九州から東海を中心に危険な暑さ。明日3日(土)の最高気温は、岐阜と大分県の日田で40℃予想。全国各地で花火大会のシーズンを迎え、東北では伝統的な夏祭りも行われています。夜になっても気温は高いままで、万全な熱中症対策を。
週末も危険な暑さ 朝晩も気温高く
今日2日(金)は東北北部で梅雨明けし、沖縄や九州から東北まで晴れ。午後4時までの最高気温は、奈良県十津川村の風屋で39.9℃、福岡県の太宰府で39.3℃と、観測史上最も高い気温に。大阪府の枚方と高知県四万十市の江川崎は39.1℃と、全国のアメダス4地点で39℃台を観測しました。 3日(土)から4日(日)にかけても高気圧の勢力が強く、沖縄や九州から東北は晴れるでしょう。日中は強い日差しが照りつけそうです。 最高気温は、土日ともに九州から関東甲信、北陸は35℃前後まで上がる所が多いでしょう。3日(土)は岐阜と大分県の日田で40℃、名古屋で39℃の予想です。九州から東海では内陸の地域を中心に、危険な暑さが続くでしょう。朝晩も気温が高く、東京都心では気温が30℃を下回るのは午後7時頃。花火大会や、梅雨明けしたばかりの東北北部で盛り上がる夏祭りのメインイベントなど、夜にお出かけされる場合も熱中症対策が欠かせません。
午後はゲリラ豪雨に注意 北海道は大雨の所も
気温が上がることで、午後ほど雨雲が発達しやすくなります。3日(土)は九州から東北では山沿いを中心に所々で雨や雷雨となり、発雷確率(雷が発生する確率)が高くなっている東海や甲信などで激しい雨が降るおそれがあります。4日(日)は、関東など平野部でも、急にザッと強い雨の降る所があるでしょう。「真っ黒な雲が近づく」「雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」といった天気急変のサインがあれば、すぐに安全な建物の中などに避難してください。 一方、北海道は低気圧や前線の影響で、3日(土)は雨が降りそうです。日本海側北部とオホーツク海側北部では、断続的に激しい雨が降るでしょう。大雨による土砂災害や低い土地の浸水などに十分注意ください。