西のさんふらわあ最古参「ごーるど／ぱーる」改装

船内がリニューアルされた「さんふらわあ ごーるど」（画像：商船三井さんふらわあ）。

　商船三井さんふらわあは2024年5月8日、大分―神戸航路に就航している大型フェリー「さんふらわあ ごーるど」「さんふらわあ ぱーる」の船内設備をリニューアルしたと発表しました。 【けっこう違う～!!】生まれ変わった「さんふらわあ ごーるど／ぱーる」（写真） 「ごーるど」は2007（平成19）年、「ぱーる」は2008年に旧ダイヤモンドフェリーの船として就航し、2009年からフェリーさんふらわあが運航。2023年には合併に伴い商船三井さんふらわあが引き継ぎましたが、隣の大阪―別府航路に最新のLNG燃料船「さんふらわあ くれない／むらさき」が就航したこともあり、旧フェリーさんふらわあの関西―九州3航路では「ごーるど／ぱーる」が最古参になっています。 　パブリックスペースは絨毯やソファー、椅子の生地張替えなどを実施。2隻でそれぞれ異なる色味になっているといいます。展望大浴場は脱衣所のロッカーやトイレの床面を新調したほか、コインロッカーについては100円リターン式からコイン不要のタイプへ変更するなどしています。 　また、最安値の客室である和室の相部屋「ツーリスト」もリニューアル。携帯電話等の充電が可能なUSB型の充電ポート（タイプAとタイプC対応）を設置したそうです。 　このほか、喫煙コーナーのリノベーションやレストランテーブルの傷直し、シャワーブースの床面貼り換え、客室テレビの大型化（デラックス・スタンダード4名部屋のみ）など様々なリニューアルを施しているといいます。