「ドンと音がして崩れた」ラーメン店の看板が外壁ごと落下し大惨事 過去には大けがを負ったケースも
8月23日に東京港区南青山にあるラーメン店の看板が何らかの原因で落下し、1人がケガ、4人が店内に閉じ込められる事態となった。 【映像】ラーメン店の看板が落下(事故前後の比較写真) 午後3時半すぎ、港区南青山で「ラーメン店の2階の壁と看板が落ちてきた」と目撃者から110番通報があった。警視庁などによるとラーメン店の2階部分に設置されていた看板が外壁ごと落下。看板はガードレースに覆いかぶさるようにぶつかっている。この影響で、一時店内に4人が閉じ込められる状況となったが無事救出された。 近隣で働く人や近くにいた人に話を聞くと「いきなりドンという音がして徐々に崩れている感じ」「ジョギング行くので出てきたら、レスキューからおまわりさんからすごい大騒動。(スマートフォンを)見たら看板が落ちていた」「ゆっくりと崩れるように看板が崩落していった」「爆発の音というよりはジョリジョリジョリっていろんなものがはがれたっていう感じ」と証言した。 落下当時ラーメン店の前には1人の男性が歩いており、男性はとっさに店内へと逃げ込み腕に軽いケガを負ったが九死に一生を得た。 店は濃厚な味噌ラーメンが人気で、ネットの口コミの評価も高かった。事故前に店内で食事をしていた男性は午後1時半ごろに店内におり、そのときは異常を感じなかったそうだが「自分があと2時間くらい遅くきたら巻き込まれている」と振り返った。警視庁は当時の状況や看板が落下した原因などを調べている。 実は、看板落下事故はたびたび起きている。先月、埼玉県川口市では、JR川口駅前ビルの2階に設置されていた、縦およそ1.6メートル、横およそ16.8メートルもある飲食店の看板が強風の影響で壁から剥がれ落ち、歩行者の60代男性に直撃。頭部などに重傷を負い病院に搬送された。また、2018年には東京文京区で強風によって倒れた看板が歩いていた女性アイドルに直撃。女性アイドルは脊髄を損傷し、車いすでの生活を余儀なくされている。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部