松山騎手が落馬負傷から復帰!ノーブルロジャーでG1獲りだ 意欲十分な手綱さばきに期待
トップジョッキーがターフに戻ってくる。4月20日の京都4Rでゴール入線後に落馬し、脳振とうで戦列を離れていた松山弘平騎手(34)=栗東・フリー=が、今週から実戦復帰を果たす。 入院していた時期もあったが、退院して1日に調教騎乗を再開。「もう大丈夫です。4頭に騎乗させていただきましたが、体に関しては全く問題なく乗れました。万全の状態で臨めそう」と回復ぶりをアピールした。 土曜は京都、日曜は東京で騎乗。日曜東京11RのNHKマイルCにはノーブルロジャーとのコンビで挑む。レースではテン乗りとなるが、最終追い切りにまたがって背中は確認済み。「非常に乗りやすい馬で、人間の言うことをすごく聞いてくれるなと感じました。動きも良かったと思います」と好感触を得た。 3冠牝馬デアリングタクトと同じ勝負服に身を包み、再び歩み出す一戦。「騎乗させていただいて感謝しています。オーナーさん、吉岡厩舎(ジャスティンロックで21年京都2歳S制覇)のどちらにも縁がありますし、しっかりと恩を返せるように」-。いざ、復帰即G1制覇へ。意欲十分な手綱さばきに期待したい。(デイリースポーツ・山本裕貴)