【MLB】ロイヤルズがワカと契約延長 今季13勝のベテラン右腕 3年5100万ドル+オプション1年
日本時間11月4日、ロイヤルズは33歳のベテラン右腕、マイケル・ワカと3年契約を結んだことを発表した。ワカは昨オフに2年3200万ドルでロイヤルズに加入。来季の契約は選手側に選択権があり、オプトアウトする可能性もあったが、ロイヤルズは3年5100万ドル+球団オプション1年という新しい契約を与え、ワカを引き留めることに成功した。2028年の球団オプションが行使された場合、ワカは2025~28年の4年間で総額7200万ドルを得ることになるという。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 ワカはメジャー12年目の今季、29試合に先発して166回2/3を投げ、13勝8敗、防御率3.35、145奪三振を記録。3年連続5度目の2ケタ勝利を達成しただけでなく、7年ぶりに規定投球回をクリアし、チームの快進撃を支えた強力ローテーションの一角を担った。 新たな契約の内訳は、2025年と2026年の年俸が1800万ドル、2027年の年俸が1400万ドル、2028年は年俸1400万ドルの球団オプション(またはバイアウト100万ドル)となっており、1800万ドル+1800万ドル+1400万ドル+バイアウト100万ドルでワカには3年5100万ドルが保証されている。ただし、成績に応じて2027年と2028年は最大400万ドルの出来高を得られるため、ワカがすべての条件をクリアすれば、4年間の総額は7200万ドルとなる。 メジャー12年間のうち、最初の7シーズンをカージナルスで過ごしたワカだが、2020年以降はメッツ、レイズ、レッドソックス、パドレス、ロイヤルズと毎年移籍を繰り返していた。しかし、自身だけでなく、家族もカンザスシティのことを気に入っており、新たに来季から始まる3年契約を結んでロイヤルズにとどまることに。ワカの残留により、ロイヤルズは来季も引き続きコール・レイガンズ、セス・ルーゴ、ワカ、ブレイディ・シンガーの先発4本柱がチームを牽引していくことになる。