最強DNA・前年MVP・銀河系軍団エース…未来の日の丸候補が大集結! 春高バレー2025は「最強’06世代」が熱い
銀河系軍団のエース 金蘭会・大森咲愛(さえ)
続いては、大阪代表・金蘭会の大森咲愛(3年/173cm)。 高校1年生のときから、アンダーエージカテゴリーの日本代表に名を連ねている期待の選手。 今回の金蘭会は、アンダーエージカテゴリーの日本代表が10人在籍し、「銀河系軍団」とも呼ばれている。 そんな、日本一過酷なレギュラー争いを繰り広げるチームでエースポジションに君臨しているのが、大森咲愛だ。 2024年の春高バレーは、レギュラーに定着できず、ベスト8で敗れたチームをベンチで見つめた彼女。 自らコートに立ってのリベンジを誓い、新チームではレギュラーに定着。インターハイを制覇し、優勝候補として春高バレーに帰ってきた。 大森: 「初戦からしっかり戦って、絶対最後は日本一とって終わりたいです」
春高バレー無敗の男 駿台学園・川野琢磨
「最強’06世代」の男子筆頭は、東京代表・駿台学園の川野琢磨(3年/197cm)。 身長197cmの大型オールラウンダー。11月には、SVリーグ・東京グレートベアーズの強化育成選手にも選ばれた逸材だ。 彼のポテンシャルには、元日本代表の福澤達哉さんも期待を寄せる。 福澤達哉さん: 「日本にとっても大型のアウトサイドヒッターは重要なピースになってくるので、春高バレーの彼の活躍に期待したい」 川野を擁する駿台学園は、2年間春高バレーで無敗。2000年の岡谷工(長野)以来25年ぶりの3連覇を目指す。 川野: 「3連覇もかかっている試合なので、最後に自分たちの力を見せる大会にしたいなと思っています」
成長を続ける世代No.1エース
男子のもう一人の注目は、京都代表・洛南の中上烈(3年/190cm)。 彼の武器はブロックを弾き飛ばすパワー。 さらに、この1年で最高到達点が5cmもアップし345㎝を記録するなど、まだまだ成長中。その抜群の破壊力はこの世代で頭ひとつ抜き出ている。 春高バレーの優勝で、世代No.1エースの称号を確固たるものにできるか。 中上: 「1位になって笑顔で終われるように頑張りたいです」
「最強’06世代」 伝説の幕開け
バレー界の未来を彩る「最強’06世代」。 紹介した5人以外にも、春高バレーでさらなる原石が登場するかもしれない。 最強世代の最強を決める戦い。次世代スターたちの激突は、見逃せない。 「最強’06世代」が集結する春高バレー2025は1月5日(日)に開幕。12日(日)の決勝まで熱い戦いが繰り広げられる。
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