宿泊施設の深刻な “人手不足” 解消に向け連携 ネパールからインターシップ受け入れ《長崎》
NIB長崎国際テレビ
宿泊業界の人手不足解消に向けた取り組みです。 県内のホテルで、ネパールからのインターンシップ生の受け入れがスタートしました。
県庁を表敬訪問したのは、ネパールの大学で観光について学んでいる学生9人です。 9人は、3日前に初めて来日。 長崎市や大村市、雲仙市の宿泊施設でインターンシップがスタートしています。
(シルバーマウンテン大学 ナカルミ ナンダニさん(4年)) 「まずは日本のおもてなしが経験できることが一番楽しみ。将来的には、日本の文化が良かったら日本での就職も考えている」 県内の宿泊業においては、人手不足が最も大きな課題となっているものの、外国人人材を受け入れている事業者は、2割以下にとどまっています。
その解消を図るため、県旅館ホテル生活衛生同業組合では、今年7月からネパールと県の三者で連携した取り組みを始め、今回 初めての受け入れとなりました。
(県旅館ホテル生活衛生同業組合 塚島宏明 専務理事) 「県内の宿泊事業者が今回の1期生の活躍を見て、外国の方と一緒に働いてみたいなと思ってもらえたら最高」
学生は約半年間インターンシップに臨み、県は日本語教室や地域行事への参加をサポートしていくということです。