バーミンガムでは失敗に終わったが…… ルーニーは監督キャリアを諦めていない? 「サウジアラビアでチームを率いるチャンスを待ち望んでいる」
名将となることはあるのか
1月2日にイングランドの実質2部であるチャンピオンシップに所属するバーミンガム・シティの監督を解任されたウェイン・ルーニー。 10月にバーミンガムの監督に就任したばかりのルーニーはわずか15試合で解任。15試合での戦績は2勝4分9敗となっており、就任前は6位だったチームを20位にまで落としてしまった。 バーミンガムでの監督キャリアは失敗に終わってしまったルーニーだが、再びチームを指揮したいと考えているようだ。ルーニーの関係者が英『THE Sun』に、サウジアラビアで監督キャリアを再開することを考えている旨を語ったという。 「バーミンガムで指揮を執ったウェインは監督としての道をあきらめていない。実際、彼は将来的に役立つと思われる多くのスキルを学んだと考えている。ウェインは、自分にはまだ証明すべきことがたくさんあると自覚しているが、監督になるために必要なものは持っていると信じており、サウジアラビアでチームを率いるチャンスを待ち望んでいる。彼はアメリカでの監督時代が大好きで、そのスキルの多くをサウジアラビアリーグに移せると考えている」 同氏はさらにルーニーがサウジアラビアで監督に就任することがもたらす影響が大きいと語っている。 「ウェインがあそこでチームを率いてくれれば、リーグにもっと注目が集まり、勢いが増すだろう。ジョーダン・ヘンダーソンが辞めてから、評判は少し下がった。そこでルーニーが監督を務めることは、このリーグが真剣に受け止められるべきリーグであることを示すだろう」 「ウェインは自分がトップクラスの監督であることを証明できると今でも強く信じており、いつかプレミアリーグで監督を務めるという野望は明確である。しかし、彼はそれがすぐに起こらないことを知っている」 同メディアは、サウジアラビアのクラブのオーナーの何人かはルーニーの監督に強い興味を持っている可能性が高いと報じているため、スティーブン・ジェラードを招聘した時同様にルーニーもサウジアラビアで監督をする可能性もあるだろう。 バーミンガムでの監督キャリアは苦い思い出となってしまったルーニーだが、サウジアラビアで再び監督の職に就くことはあるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部