【侍ジャパン】「こんなの初めて」地元メディアも驚がくの熱気あふれる台湾戦
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 台湾―日本(16日・台北ドーム) 2戦2勝同士の侍ジャパンと台湾の戦い。スーパーラウンドが行われる東京ドームより約13メートル天井が高く広々とした台北Dには、熱気が充満していた。試合開始数時間前から球場周辺は人であふれかえり、最大4万71人が入るスタンドもチケット完売で満席状態。台湾メディアも「こんなの初めてです。熱気がすごい」と目を丸くしていた。 3月2日の親善試合、巨人―中信ブラザーズでは台湾プロ野球史上最多の3万7890人が入ったが、当時と違うのは、国際試合とあり完全アウェー状態なこと。日本ファンの攻撃時の応援も大きかったが、1ストライクを取る度、それをかき消すかのように台湾のファンが沸いた。台湾の攻撃時は一、三塁側のベンチ上付近でチアが踊り、観衆も体を揺らす。文字通り、耳をつんざくような応援だった。 地元紙の「自由時報」では、台湾の選手はもちろん日本の先発の才木や15日の韓国戦で躍動した牧や紅林も大きな写真付きで掲載された。侍ジャパンとしては、独特の雰囲気の中で試合が進んだ。
報知新聞社