【詳報】J2岡山、横浜FCを4―2で下す 2連勝、順位は変わらず5位
明治安田J2第36節最終日(27日・ニッパツ三ツ沢球技場ほか=8試合)前節5位のファジアーノ岡山はアウェーで同1位の横浜FCを4―2で破り、2連勝を飾った。勝ち点61(16勝13分け7敗)で順位は変わらず、2試合を残し4位以下が確定した。4位千葉、5位ファジアーノ、6位仙台が勝ち点61で並び、勝ち点1差で7位山形がつけている。 清水が栃木に1―0で勝ち、3季ぶりのJ1復帰を決めた。勝ち点を76に伸ばして首位に浮上し、2位以内を確定させた。ファジアーノに敗れた横浜FCは勝ち点74のままで2位に後退した。長崎は鹿児島に4―1で快勝して同69で3位。18位の栃木と19位の鹿児島は今季の18位以下が確定してJ3降格が決まった。 岡山4―2横浜FC 前半2―0 後半2―2 【評】大量4点のリードを奪ったファジアーノ岡山が相手の追撃を振り切った。前半の18分、速攻から岩渕が先制のネットを揺らすと、追加タイム3分にCKから鈴木が追加点。さらに後半2分、一美がドリブル突破からゴールに突き刺し、8分後はCKを田上が頭で合わせた。鋭い寄せと縦パスを駆使して序盤から敵陣に攻め込み、決定機を確実に仕留めたのが大きい。 横浜FCは後半に2点を返すにとどまった。