【キーンランドC見どころ】安定感抜群のサトノレーヴが連勝を伸ばすか
爪の不安などで長期休養が2度あるサトノレーヴ。5歳とはいえまだキャリア8戦という若々しさが強調点。今年の冬に初めての重賞挑戦で4着と好走するとその後は2連勝して、ついに前走で重賞勝利を収めた。勢い十分で引き続き期待できる。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】サトノレーヴこれまでの軌跡 ■8/25(日) キーンランドカップ(3歳上・GIII・札幌芝1200m) サトノレーヴはこれまで8戦6勝2着1回と抜群の成績を誇る。唯一、連対を外した今年の阪急杯でも重賞初挑戦ながら4着と好走。過去に2度の長い休みがあり、まさに遅れてきた大物と言っても過言ではない。前走で重賞初勝利を得たが、狭いところを割って勝負根性を見せつけ、今後更なる活躍が期待できる。 兄のハクサンムーンはGI制覇こそできなかったが、スプリントの大舞台で上位争いを常に演じてきた実力馬。6歳になってからも高松宮記念で2着と好走するなど息の長い活躍をしていた。弟のサトノレーヴもまだまだこれからだ。鞍上はD.レーン騎手。 1200mのGIで安定したレースぶりを見せたナムラクレア。その条件では最悪の着順でも5着と堅実無比。栗東から函館に入って調教を積んでいて順調な仕上がりだ。一昨年は函館スプリントSを勝ち、昨年はこのレースを勝っているように洋芝は大の得意。今後のGI獲りに向かうためにも負けられない一戦だ。鞍上は浜中俊騎手。 その他、逃げ・差し自在の桜花賞5着馬エトヴプレ、海外遠征帰りで仕上がり具合が鍵だが、昨年のNHKマイルCで3着と好走したオオバンブルマイ、決め手鋭いエイシンスポッター、前走は斤量が応えたビッグシーザー、好調持続のモリノドリームらが上位をうかがう。発走は15時35分。