「葛藤の末に出産公表」元No.1キャバ嬢 愛沢えみり「娘に自分の生き方を見せていきたい」
── 素晴らしいですね!子育て中に悩みを抱える母親は多いです。 愛沢さん:たとえば、娘が泣いていても「どうやって泣きやませよう」とは思いません。きっと今は泣きたいのかなと思って、そんなときもあるよね、と思うようにしています。赤ちゃんだって、ひとりの人。人のことは変えられません。もちろん愛情を注いで、環境を整えてあげることはできますし、そうしたいとは思っていますが、割と私は昔の考え方で。例えば、今は子ども向けのおもちゃもたくさん売っているのですが、そんなに必要ないんじゃないかなと思うんです。昔の人も同じように子どもを育てて、みんな大きくなっていますしね。
── 子育ての仕方などで他の方を参考にすることはありますか。 愛沢さん:子育て本なども、まったく見たことがありません。ただ、自分がしてきたことが、結果、誰かと一緒だったことはあります。何かを学んでそれを実践したわけではなく、知らず知らずにしてきたことですね。でもそれは子育てに限らず、経営のことにも言えます。啓発本なども起業したあとで読んで、「思うことは一緒だな」ということは結構あって。私にとって、すでに出ている情報は答え合わせのようなもので、誰かの方法を真似する必要はないと思っています。
── かっこいい!聞いていて気持ちがいいです。 愛沢さん:でも、参考にした方がいいことは見ますよ。離乳食の作り方は調べました。離乳食の進み具合に関しても、あまり娘が食べないときでも「私も食べたくないときあるしな」と思って、そんなに悩みません。他の人の情報を知っても、悩みが深くなるだけで解決することは少ないと思うんです。なので、解決できる悩みだけ参考にするようにしているのですが、それは仕事もプライベートでも変わらないと思います。
── 娘さんを育てるうえで、心掛けていることはありますか。 愛沢さん:私は母親から好きなことをさせてもらっていたので、私も後ろから見守るスタイルで行こうと思っています。母親は寄り添って常に一緒にいてくれたのですが、何かをしなさいと言われたことはありません。 ── 愛沢さんは18歳のときに家を出て、東京に来たことからキャバ嬢人生がスタートしたそうですが、母親となってみてどう思いますか。 愛沢さん:私も同じことをされるかもしれないですね(笑)。血は変えられないので。その時になったらまた当時の自分の母親の気持ちがわかるんでしょうね。
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