「葛藤の末に出産公表」元No.1キャバ嬢 愛沢えみり「娘に自分の生き方を見せていきたい」
■子育てが経営者として活きていること ── 出産後も、子育てと仕事を両立されています。 愛沢さん:実はぜんぜんうまく両立できていないんですが、出産を経て、これまでの私は365日24時間、すべてを仕事に使っていたんだということに気がつきました。仕事が生活で、人生が仕事だったなと。 子育てをしていると、スケジュール調整もそうですが思うように仕事ができなくなって、最初は焦っていました。ただ、目の前にいるこの子はとってもかわいい。どうしようと戸惑っていたのですが、だんだんと慣れてきて、今では限られた時間を大切にするようになりました。妊娠中から仕事を辞めるという考えはなかったので、どうやって子どもとの時間を作っていくかを考えています。
── 仕事の間は、お子さんはシッターさんなどに依頼しているんですか。 愛沢さん:基本、家族に見てもらっています。今後もそれが続けられるかわかりませんが、今は娘を見るのは家族か自分だけです。会社に来ている時間は、いかに効率的に仕事をするためにどうしたらいいかを常に考えて集中しています。 ── 出産後、ご自身の変化を感じることはありますか。 愛沢さん:今まで気になっていたことがまったく気にならなくなりました。人間関係も含めてすごくシンプルになりましたし、人に対して求めすぎなくなったと思います。今は、成果をどう出していくかに焦点を当てています。自分の感情という部分がなくなったことも楽になりました。感情に左右されると時間も取られてしまうので、合理的にどう進めていくかという考えに変わったのは、経営者としてもよかったかも知れません。
── 母親になって、ご自身の親への思いはどう変わりましたか。 愛沢さん:すごく大切に育ててくれたんだなと思うようになりました。それと、改めて性格が似ているなと思います。子育ての上では、母親と考え方が似ていますし、仕事に対する姿勢は父親とまったく一緒なので、やっぱり親子だなと思いますね。家族への感謝の気持ちはさらに大きくなりました。 ── 産後のメンタルの落ち込みなどは大丈夫でしたか。 愛沢さん:私はゼロでした。娘がよく寝るということが大きいと思います。夜も寝てくれるので寝不足にならないのは助かっています。子育てがすごく楽しいです。
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