平川アナ一日警察署長に きょうは110番の日 110番の正しい利用方法を呼びかける【佐賀県】
サガテレビ
「ムカデを追い払ってほしい」という通報もあったということです。きょう1月10日は「110番の日」。佐賀駅では、「110番大使」に任命された高校生らが110番通報の正しい使い方を呼びかけました。 「110番大使」に任命されたのは、去年の国スポで優勝を果たした新体操少年女子チームの高校生4人です。 10日は110番の日にあわせ佐賀駅前で通報者がスマホでその場の映像を送るシステムの実演やチラシ配りなどで110番通報の正しい使い方を呼びかけました。 【県警察本部通信指令課 白仁田美保次席】 「不要不急の通報が多くなると緊急の通報がつながらないことにもなりかねません。県民を守る安全安心のダイヤルです。110番の正しい利用をお願いします」 去年1年間の110番通報は、5万6142件とおととしに比べて3021件増えていて、特に窃盗関連の通報は約1.7倍と急増しています。 またスマホの誤発信や緊急性のない通報が全体の23.8%を占めているということです。 【サガテレビ 平川邦明アナウンサー】 「ふるさと伊万里で110番の適切な利用しっかりと広報します。よろしくお願いします」 一方、伊万里警察署の一日警察署長に任命されたのは伊万里市出身の平川邦明アナウンサー。 任命式を終えると警察署の玄関前で指揮をとり広報活動のため市内のスーパーにパトカーで向かいました。 【サガテレビ 平川邦明アナウンサー】 「緊急性のない110番通報が多いようです。1日およそ170件の県内の通報のうち2割は緊急性がないものということです。緊急性のない相談事などは#9110へお願いいたします」 店内では放送を使って110番の正しい利用方法を呼びかけました。 県内では去年、「ムカデを追い払ってほしい」「タクシーを呼んでほしい」「お金を貸してほしい」などの110番通報もあり、警察は、緊急性のないものは最寄りの警察署や警察相談専用電話 #9110 に電話するよう呼びかけています。
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