カブス、佐々木朗希投手と面談へ…米報道、異例の争奪戦が本格化
ESPNの古参記者、ブルース・レビン氏は20日、自身のSNSでカブスが佐々木朗希投手と同日に面談すると伝えた。場所は、渡米中の佐々木が拠点とするカリフォルニア州。カブスは昨年オフに今永昇太を獲得し、大成功を収め、鈴木誠也外野手も所属。日本のマーケットを重視している。 前日はメッツと面談したと、複数の米メディアが報じた。ヤンキースのキャッシュマンGMは18日、佐々木と「近く」面談する予定があると明らかにしている。米メディアで移籍先として有力視されるドジャースやパドレスも、面談するとみられる。 代理人のジュエル・ウルフ氏はウインター・ミーティング中、「20球団以上から問い合わせが来ている」と話していた。その中からある程度、絞り込み、佐々木がクリスマス前に日本に帰国するまでに1次面談する予定だろう。佐々木は年末年始を日本で過ごし、その後、再渡米して最終的に移籍先を決める見通し。 23歳の佐々木獲得を巡っては、海外契約選手の規定で「25歳ルール」があり、25歳未満の選手はマイナー契約のスタートで、契約金や年俸が大幅に制限される。「マネーゲーム」にはならない異例の争奪戦で、各球団の熱意や育成プランなどが問われる。
中日スポーツ