福田師王、来月レンタルに送り出される可能性は?「満足のいく状況ではないだろう。だが…」
ボルシア・メンヒェングラットバッハFW福田師王は今季後半戦は武者修行に送り出される可能性はあるのだろうか。クラブ専門メディア『Gladbachlive』が若手選手たちの状況を分析している。 現在20歳の福田は2023年1月に神村学園からボルシアMGのU-19チームに加入。昨夏にセカンドチームに引き上げられると、今年1月にプロ契約の締結に伴ってトップチーム入りを果たした。昨季後半戦から板倉晃がプレーするトップでブンデスリーガ5試合の途中出場を経験したFWだが、今季に入ってからは公式戦7試合のベンチ入りに留まり、セカンドチームでしかピッチに立っていない。 そして、来月の移籍市場に向けて『Gladbachlive』は若手選手たちのレンタル移籍の可能性をそれぞれ分析。福田については「この若き日本人選手の状況も(FWグラント=レオン)ラノスと似ている。FWは今季はまだトップチームでの出場はなく、マッチデーの登録メンバーに含まれた場合、ブンデスリーガ戦の終了のホイッスルが鳴った後はピッチ上で走る常連メンバーの1人となっている」と指摘しつつ、次のような見解を述べている。 「どちらにとっても満足のいく状況ではないだろう。だが予想ではレンタル移籍の可能性はやや低い。(クラブは)どちらかと言えば福田をレギオナルリーガのチーム(4部でプレーするセカンドチーム)で育てていきたいようだ。そこでは10試合で4ゴール1アシストと力強いパフォーマンスを見せている」 一方で、同メディアは「しかし、どうなるのかわからない…」と予想外の展開もあり得るとのこと。福田がレンタルに送り出される可能性はゼロではないと見るようだ。