立川アスレティックFC・比嘉リカルド監督が今季限りで退任へ「全日本選手権の優勝もリーグ2位も、全てが良い思い出です」|Fリーグ
1月14日、立川アスレティックFCは、今シーズンをもって比嘉リカルド監督が退任することを発表した。
就任初年度からタイトルを獲得
比嘉氏は、2009-2010シーズン終了後にデウソン神戸で現役を引退し、翌年から指導者としてのキャリアをスタート。Fリーグではヴォスクオーレ仙台、シュライカー大阪で監督として指揮を執り、2021年に府中アスレティックFC(現立川)の監督に就任した。 気持ちを全面に出したアグレッシブな守備を軸に、就任初年度からチームを全日本選手権優勝に導き、その手腕を発揮。昨シーズンは、リーグ戦でも3年ぶりにプレーオフ出場を叶え、最終順位2位にチームを押し上げた。就任3年目の今シーズンは、リーグ戦全27試合中スコアレスが6試合と「得点力不足」を課題に挙げながらも、勝ち点を重ね、リーグ3位でフィニッシュ。2年連続で“トップ3入り”を果たした。 比嘉監督は公式ホームページにて、「笑い合える楽しい時間と共に得ることができた」とファン・サポーターに向け感謝の意を述べるとともに、全日本選手権を前に「タイトル獲得へ向けて最後まで全力で戦います」と躍進を誓った。 ■比嘉リカルド監督 退任のお知らせ(クラブリリースより) このたび、2023-2024シーズンをもって比嘉リカルド監督が退任することとなりましたので、お知らせいたします。後任につきましては、決まり次第お知らせ致します。 ■プロフィール 比嘉リカルド Ricardo Higa 生年月日:1973年5月4日 出身地/国籍:ブラジル/日本 ■Fリーグ選手歴 2007-2008 名古屋オーシャンズ 2008-2009 デウソン神戸 指導歴 2009-2012 デウソン神戸 監督 2012-2015 クオーレ仙台/ヴォスクオーレ仙台 監督 2015-2017 深圳南嶺鉄狼(中国) コーチ 2018-2019 シュライカー大阪 監督 2021 立川・府中アスレティックFC 監督 2022-2023 立川アスレティックFC 監督 ■コメント 今シーズンをもってクラブを離れることになりました。 選手、スタッフ、フロントスタッフ、パートナー、ファン、サポーターの皆様をはじめ、多くの皆様の3年間のサポートに心から感謝しています。 就任前からこのクラブで仕事をしたい気持ちがありましたが、期待した以上の皆様の熱いサポートを実感しながら3年間を過ごすことができました。 全日本選手権の優勝、Fリーグとオーシャンカップでの2位と3位。皆さんと笑い合える楽しい時間と共に得ることができた成績だと感じています。 来シーズンから、このクラブを離れることになりましたが、今残っているのは全てが良い思い出です。 全日本選手権がまだ残っているので、タイトル獲得へ向けてみなさんと共に最後まで全力で戦います。 応援よろしくお願いします。 3年間、本当にありがとうございました。
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