横浜高出身の西武3位ルーキー背番号「47」杉山遙希ほろ苦デビュー 2度の一塁悪送球響く
◆西武―楽天(12日、ベルーナドーム) 西武のドラフト3位ルーキー杉山遙希投手(神奈川・横浜高)が初登板初先発のマウンドでミスが響き失点を重ねた。 ■〝31年ぶり夏休み〟松井稼頭央さん近影が話題【写真】 初回は二ゴロ、右飛で2死に。ところが辰己涼介には死球。二盗を許すと、浅村栄斗を投ゴロに仕留めたが、一塁へ悪送球となり先制点を許した。 4回は先頭の浅村に左前打を浴び、安田悠馬にも連打を許した。ここで犠打を試みた伊藤裕季也の打球を再び一塁へ悪送球してしまい2点目を失った。なおも渡邊佳明、村林一輝に連打を浴びるなど、この回だけで4失点に。無死一、二塁でマウンドを水上由伸に託した。 登板前には「シーズン終盤のこの時期に(デビューの)チャンスがくるとは思っていなかったので、正直、驚きの気持ちが強いです」と口にしていたが、ほろ苦いデビューとなった。 西武の高卒新人がルーキーイヤーに初登板初先発を果たすのは2015年の高橋光成以来9年ぶりだった。
西日本新聞社