転職を有利に進めるため?患者情報持ち出しか 看護師の女(52)逮捕
勤務先の診療所のパソコンから無断で患者の個人情報を抜き取ったなどとして、京都市の看護師の女(52)が逮捕されました。 個人情報保護法違反と、保健師助産師看護師法違反の疑いで逮捕されたのは、京都市西京区の看護師の女(52)です。 警察によりますと、看護師の女はおととし5月、当時勤務していた診療所のパソコンに保管されていた、89人分の患者の個人情報を無断で抜き取るなどした疑いがもたれています。 持ち出した情報は患者名や生年月日、病名などが含まれ、女は転職先の診療所のパソコン内にデータを移していたとみられるということです。 警察は、女が自身の転職活動を有利に進めるために情報を持ち出したとみて、経緯を調べています。 女は警察の調べに対して「個人情報をコピーして持ち出したことに間違いないが、自分の利益を図るためではない」と容疑を一部否認しているということです。
ABCテレビ