「彼のような人はいないよ」大谷翔平の14号アーチはまさに“劇場型”「スーパースターそのもの」現地も感嘆の声上げる
ドジャースの大谷翔平が現地時間5月29日(日本時間30日)、敵地シティ・フィールドでのメッツ戦に「2番・DH」で出場。5回の第3打席で一死二塁から中堅へと抜ける適時打で4試合ぶりの打点を挙げると、8回の第5打席では今季14号2ランを左翼席へ放ち、5打数2安打3打点と活躍した。 【動画】46打席ぶり!大谷翔平が“26球場制覇”となる14号アーチを放つ まさに“劇場型”の一発となった。17日のレッズ戦で13号を放って以来10試合ぶり、46打席ぶりに飛び出したアーチは逆方向への当たりだった。さらにシティー・フィールドでは初の本塁打となり、自身が持つ日本人最多記録を更新する26球場目の本塁打達成をこの日の最終打席で決めた。 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで「ショウヘイ・オオタニはまさにスーパースターそのものだ。調子が落ちてきたと思ったら、世界最大の都市のひとつでホームランを打った。彼のような人はいないよ」と、感嘆の声を上げた。 ファンの期待とため息がまじりあう中、今季最長となる9試合ノーアーチが続いた。前日のダブルヘッダー第1試合では5打数無安打2三振という結果に終わり、第2試合は欠場して完全休養にあてた。休養明けにしっかり結果を残すあたりはさすがの一言に尽きる。本塁打争いではブレーブスのマルセル・オズナに2本差と迫っている。 この日は4番のウィル・スミスにも2本のアーチが生まれるなど、2ケタ10得点を挙げてチームは10-3で快勝した。メッツ相手に3連戦スイープを決め、今季ワーストの5連敗をしていたのが嘘のように鮮やかな3連勝を飾った。 大谷は敵地でありながら、ニューヨークのファンも虜にするような一発。打つときも打てないときも背番号「17」はファンを魅了し続ける。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]