ブレザーを着こなすテクニック。キーワードはテニスで、具体的なコーデも紹介!
ジャケット一枚で過ごせる春の訪れがまもなく。気分なのはブレザーだろう。とりわけ紳士のスポーツとして名高いテニスに由来があり、審判の制服にも用いられている。 ▶︎すべての写真を見る つまりポロシャツやテニスベストといった紳士競技らしい品格あるウェアとも相性抜群。街着としてブレザーを程良くカジュアルダウンしてくれるのだ。
テニスなワードローブで、ダブルブレストをニュークラシックに
コート内外をつなぐスタイルを提案するテニスをコンセプトにした新ブランド。そのままプレイもできるようにと、多くのウェアの裏地にはメッシュが配されている。 ブレザーの中にはシャツやニットがオーソドックスだが、ナイロンベストを選べば一気に現代的に。ボトムスはアッシュグレーのスウェットでラフかつ小綺麗に攻略したい。
アメリカの名プレイヤー、ウィリアム・チルデンに由来するチルデンニット。品のあるネックデザインがブレザーによく馴染む。 ダークトーンや襟のV字が浅めのものだと大人も手に取りやすい。インナーはシャツではなく白いTシャツくらいがカジュアルでいい。
ブレザーとポロシャツの王道コーデには、ポロシャツの起源ともいわれるラコステの名作を。高級糸のみで編み上げた鹿の子生地のそれは、普通のものとは品格が段違い。ボタンを外せばほんのりラフさも。 ボトムスは反対に武骨なミリタリーパンツがいい塩梅。
おすすめの“ダブルブレスト”ブレザー
ブランド定番ブレザーの意匠は残しつつ、身幅やアームホールなどをバギーフィットに。中にスウェットやジャージーを合わせてもモタつかない。 チルデンニットとポロシャツの着こなしでは、こちらのブレザーを着用。 山本 大=写真 松平浩市=スタイリング 竹井 温(&’ s management)=ヘアメイク 黒澤卓也=文
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