ウィリアム皇太子、パリ五輪に行かなかったのはキャサリン皇太子妃を思ってのことだった「危険を冒したくなかった」
今年の夏、世界中を熱狂させたパリ五輪。連日多くのセレブが会場に姿を見せたが、その中にはヨーロッパの王室メンバーも多数。オランダのウィレム=アレクサンダー国王&マキシマ王妃や、デンマークのフレデリック国王&メアリー王妃らも、会場で選手たちに声援を送っていた。しかしウィリアム皇太子の姿はなし。閉会式に合わせてキャサリン皇太子妃とともにビデオメッセージを発表、選手たちを称えるにとどまった。イギリス国民やロイヤルファンからは、なぜ行かないのだろうと疑問の声が浮上。一部からは批判も起きた。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
その理由について皇太子自らが説明した。今週、皇太子はイギリスのタイン・アンド・ウィアにある再開業したコミュニティプールを訪問。競泳の五輪代表トム・ディーンやアダム・ピーティ、パラリンピック代表のメイジー・サマーズ・ニュートン、ルイーズ・フィデスらと対面した。その中でディーン選手から「パリには行かれたんですか?」と聞かれた皇太子は「いいえ。行きたかったのですが……」と話し始めた。
「でもある人がコロナについて語っているインタビューを読んで行かないことを決めたんです。当然妻は化学療法を受けていたし、コロナを家に持ち帰るリスクは冒したくなかったんです」と説明。当時はまだがんの化学治療を続けていた皇太子妃を考えてのことだったと明かした。最後に「さあアダム、まだそれが話題になっていることを思い出させてくれてありがとう!」とジョークも。自分がパリに行かなかったことが話題になっているのも知っていたよう。この答えはすぐ大きく報じられ、共感の声が上がっている。
皇太子曰く「でもみんなで全部見ていましたよ。毎日釘付けになっていました」。スポーツ好きで知られる皇太子一家。次のロサンゼルスでは会場でエキサイトする夫妻やジョージ王子らの姿が見られるのを楽しみにしたい。