チケットは1万2000円

　さらに、TBSは「Eye Love FAN Festival！　～『Eye Love You』最終回直前！　スペシャルFANミーティング～」と題した視聴者イベントを20日に東京・渋谷ヒカリエホールで開催。登壇したのはキャストの二階堂ふみ、チェ・ジョンヒョプ、中川大志、清水尋也、ゴリけんで、チケットは全席指定で1万2000円と高額だったが、大盛況だったという。 「ドラマの人気を測る尺度としては世帯視聴率、個人視聴率、コア視聴率などがありますが、最近は見逃し配信の増加もあってどんぐりの背比べ状態です。それもあって、テレビ各局は番組関連のグッズや公演事業などに注力し、目に見える収益を目指す方向にシフトしています。ドラマのプロデューサーも脚本やキャスティングだけではなく関連イベントとの連動など企画力が問われるようになりました」（同） 「Eye Love You」のグッズや公演の盛り上がりは、今後のドラマ制作に影響を及ぼす可能性もあるという。 「TBSとしては韓国コンテンツの動員力を改めて実感したのではないでしょうか。7月期ドラマでも韓国の大物俳優のキャスティングを検討しているようです。NHKや民放の主要音楽番組にも毎回のようにK-POPアイドルが出演しています。もはや、韓国コンテンツは日本のテレビ局にとって無視できない存在になっているのです」（同） 　グローバルなコンテンツ力で後塵を拝してしまった日本のテレビ局。今後も“韓流頼み”は続くのだろうか。

デイリー新潮編集部