毎日女流書展、北九州で審査会 結果は6月中旬に本紙紙面で発表
第48回毎日女流書展(毎日新聞社、西部毎日書道会主催)の審査会が21日、北九州市小倉北区の毎日西部会館であり、最高賞の文部科学大臣賞などを選んだ。審査結果は6月中旬に毎日新聞紙上で発表される。 同展は毎日書道展の姉妹展として1977年に創設され、女性書家の登竜門として知られる。漢字▽かな▽近代詩文書▽大字書▽篆刻(てんこく)▽刻字▽前衛書――の7部門に、全国から計478点の応募があった。文科大臣賞は選考委員らが絞り込んだ12点の中から、特別審査員の伊藤滋・岐阜女子大特任教授(78)が選んだ。伊藤特任教授は選考に際し、若手書家に向けて「自分の好きな表現を探して」とのメッセージを送った。 展覧会は7月9~15日、福岡県立美術館(福岡市中央区)で開かれ、表彰式は同月13日にアークホテルロイヤル福岡天神(同)である。【成松秋穂】