センバツ2024 京都外大西 「支援感謝」原動力に 壮行会 乾主将が抱負 /京都
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する京都外大西の壮行会が14日、京都市右京区の同校であった。18年ぶり7回目の出場となった選手たちが吹奏楽部の演奏に合わせて入場すると、女子野球部員や保護者らが大きな拍手で出迎えた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 壮行会では、長者善高校長が毎日新聞京都支局の野上哲支局長から受け取った選抜旗を、乾光葵主将に手渡した。府高野連の米川勲理事長が記念品を手渡した後、チアリーダー部の生徒たちがパフォーマンスを披露。元気な声援に選手たちは笑顔を見せていた。 乾主将は「ここまでいろんな人に支えられてきた。自分のためでなく他の人のためにプレーすると、自分が持っている力以上のものが発揮できる。甲子園では他の人のために自分たちのプレーをしたい」と抱負を語った。 ◇最後の一球まで 上羽監督 上羽功晃監督は「勝ち負けは分からないが、最後の一球まであきらめない姿勢を貫くことを誓います。生徒や苦労している人たちに見せたい。そしてアルプススタンドで全校生徒と校歌を歌いたい」と決意を述べた。 京都外大西は大会第3日第2試合(20日午前11時半開始予定)で、昨年優勝校の山梨学院(山梨)との初戦に臨む。【水谷怜央那】 〔京都版〕