軌道敷設なども手掛けていた『上創』が特別清算開始 ここ数年は赤字を連続計上 新潟市
新潟市西区みずき野で土工工事を手掛けていた『上創』が、12月23日に新潟地方裁判所から特別清算開始命令を受けていたことが9日にわかりました。 1994年に設立された『上創』は、新潟県内外の道路工事業者から請け負う舗装工事、下水道管・排水区管更新工事、軌道敷設工事などの土工工事を主力に、建設廃材をはじめとした一般産業廃棄物全般の収集運搬も手掛けていました。 ピーク時の2010年9月期には、年売上高として約2億600万円を計上していますがその後は次第に縮小し、2022年9月期には約1億400万円にまで落ち込んでいます。 収益面でもここ5年ほどは連続して欠損を計上し続けていたとみられ、2024年6月に開かれた株主総会の決議で、会社は解散をしていました。 民間の信用調査会社・帝国データバンクの新潟支店によりますと、債務の超過には原材料費の高騰や人材不足などの影響もあったとみられていて、2022年9月決算期末の時点での負債は約1億2100万円だったということです。
新潟放送