ミカエル・ミシェル騎手が3度目のJRA騎手免許試験を受験 「今年はほとんど答えられました」
JRAの通年騎手免許試験の第1次試験が25日、千葉県白井市のJRA競馬学校で行われ、ミカエル・ミシェル騎手（29）＝フランス出身＝が、3度目の受験に挑戦した。英語による筆記の1次試験を終えたミシェル騎手は「これまでは時間がなくて答えられない問題もあったけど、今年はほとんど答えられました。昨年よりできたと思います」と手応えを明かした。 ここ数年は「JRAの筆記試験で使われる英語をマスターするため」に、米国やオーストラリアを拠点に騎乗。「今はオーストラリアで日本人の先生に習い、この1年間で日本語もかなり上達したと思います。JRAの試験に合格するために全てを捧げてきました。大好きな日本の競馬で騎乗できるよう、いい結果が出ることを祈っています」とミシェル騎手は夢への思いを語った。 今回の試験結果は10月3日に発表され、合格していれば来年1月29日の2次試験に進む。また、ミシェル騎手は地方競馬全国協会（NAR）の短期免許試験も受験予定で、合格すれば10月上旬から南関東を中心に騎乗する見込み。
