岡山県内最大のソバの産地真庭市蒜山地域でソバの収穫が最盛期を迎えました。 高原の澄んだ秋の空気の中新そばに使われるソバの実が次々と刈り取られています。 蒜山地域は水はけの良い土壌と昼夜の寒暖差が大きくソバの栽培に適しており、現在８１軒の生産者が４６ヘクタールでソバを育てています。 このうち蒜山三座の南西に広がる蒜山下徳山の畑では、夏に蒔いた種がたくさんの実をつけひるぜん蕎麦生産組合のスタッフがコンバインを使い収穫に追われていました。 組合によりますと今年は７月下旬から８月中旬にかけて種が蒔かれ、その後雨が少なかったことから豊作が見込まれているとのことです。 （ひるぜん蕎麦生産組合　田尻浩司さん） 「夏が暑かったので花がたくさん咲いたが収穫できる状態になっている。(蒜山地区のように）昼と夜の寒暖差が大きいと糖分の多いおいしいソバになる」 収穫は１１月中旬まで続き去年並みの３５トンの収穫が見込まれています。