成年後見人などの管理口座から1億3千万円を横領した罪 弁護士の女 起訴内容認める 広島
成年後見人などとして管理を依頼された口座から1億3000万円あまりを横領した罪に問われた 弁護士の女は、初公判で起訴内容を認めました。 広島弁護士会所属の弁護士の女(48)は2020年6月から今年5月までに自身が管理を依頼された 3人の口座から合わせて1億3000万円あまりを横領した罪に問われています。 起訴状によりますと、1億1200万円は別の依頼人への立替金として送金し、 残りは車の購入やエステ代などに使用していました。 18日の初公判で女は「間違いありません」と起訴内容を認めました。 冒頭陳述で検察側は「別の依頼人から速やかに業務を行うよう催促され、依頼人から預かった金を送金した」「自動車販売業者に送金したのを皮切りに出金、送金を繰り替えした」などと指摘しました。 次回の裁判は12月25日に開かれ、被告人質問が行われる予定です。