２日間にわたり２９年ぶりの日本武道館公演を行ったとんねるずの石橋貴明（左）と木梨憲武

　お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明（６３）と木梨憲武（６２）が８日と９日、東京・九段下の日本武道館で「とんねるず　ＴＨＥ　ＬＩＶＥ」と題した、同所では１９９５年以来２９年ぶりの公演を行い、２日間でファン１万８０００人が集まった。 　９日の公演では２人は純白の衣装でステージに登場。しばらく観客の大歓声に聞き入ると、代表曲「情けねえ」で幕を開けた。曲が終わると２人とバンドメンバーが舞台袖へ。場内の照明が明るくなり、ライブ終了を告げ退場を促すアナウンスが流れる異例の展開。観客からアンコールを求める声と拍手が巻き起こると、２人とバンドメンバーがステージに戻り、そこからは「アンコール」として再開された。 　木梨は「昨日、練習して、今日、仕上がってます。全力で行くんでお付き合いください」と意気込み。石橋は「今日、朝、ベッドから起きれなかったです」と”ダメージ”を明かしつつ、「２９年ぶりだというのに、昨日も本日も（客席が）超満（員）。非常に感謝しております」と感慨深げな表情を浮かべた。 　ヒット曲「やぶさかでない」、「雨の西麻布」、「ガラガラヘビがやってくる」、「一番偉い人へ」などを２時間半にわたって披露した。公演の模様は１２月２０日午後９時から来年１月１９日午後１１時５９分まで、動画配信サービス「ＦＯＤ」で配信される。