バヌアツ地震発生瞬間の映像 通信途絶で被災状況を掴めず
ポートビラ、バヌアツ、12月18日 (AP) ― 南太平洋のバヌアツで現地時間12月17日午後1時頃、推定マグニチュード7.3の地震があった。 震源はバヌアツ最大の都市ポートビラの西30キロの南太平洋で、震源の深さは57.1キロ。 本震に続いてマグニチュード5.5の余震が観測された。 AP通信は地震発生の瞬間を捉えた監視カメラの映像を入手した。 電話回線や政府のウェブサイトがダウンしたままであり、被害状況は直ちには分かっていない。 バヌアツ気象地質災害局がSNSに公開した最初の公式情報では、停電のため監視システムはオフラインのままだという。 最低24時間、または津波と地震の監視システムが再稼働するまでは海岸線に近づかないよう、当局が住民に呼びかけている。 確認された被害や死傷者の報告はなかったが、SNSなどでは広範囲に及ぶ破壊の詳細が報告されている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)