9月10日は「世界自殺予防デー」 岡山県の職員らが街頭で呼び掛け「一人で悩まず相談を」
KSB瀬戸内海放送
9月10日の「世界自殺予防デー」を前に岡山県の職員らが街頭で相談窓口などを知らせるティッシュを配りました。 【写真】配布されたティッシュ
JR岡山駅前では通勤・通学の時間帯に合わせて、岡山県や岡山市の職員ら約50人がティッシュを配りました。 警察庁のまとめによりますと2023年、岡山県では前の年より6人多い302人が自殺しました。このうち20歳未満が14人で、2020年以降、20歳未満の自殺者が毎年10人を上回っています。 県では、コロナ禍の影響で学校での活動が減り、孤独感を感じやすくなっているのが要因の一つとみています。 悩みを抱えている人は1人で悩まずに、下記の連絡先に相談してほしいと呼び掛けています。 いのちの電話(24時間対応) 岡山:086-245-4343 香川:087-833-7830 (岡山市保健所/平井由美子 精神保健担当課長) 「家族や身近な人が何かいつもと違う様子でないか関心を持ってもらって、心配だと思ったときにはちょっと声をかけてほしい」
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