与田祐希「量産型リコ」第3弾「最後にふさわしい」癒し約束 母役・浅香唯は立派な“娘たち”に涙
会見では、母親役でシリーズに初参加した浅香が、娘たちを演じたキャスト陣のしっかりとしたあいさつや作品に対する思いを聞いて涙を見せる一幕も。浅香は「撮影が終わった時はピンと来てなかったんです。でもお家に帰ってお風呂に入っている時に、この家族での撮影はもう終わっちゃったんだって、すごく悲しくなったんです。私は3作目からの参加で、途中から入りにくいと思っていたら、みんなウェルカムな雰囲気で、初日に壁がぶち破れました。大変居心地のいい現場でした。与田さんも笑顔で迎え入れてくれて」としみじみ。
浅香は与田との「新旧アイドル親子」共演を楽しみにしていたといい、「なかなかユニークなキャスティングだと思っていたんです。でも、全然アイドルという感じのドラマじゃなく、与田さんのお芝居を見ていて素敵だなって思っていました。幸せでした」と与田の演技も絶賛。「褒めてもらえて嬉しい」と本人を感激させていた。 与田は最後に「このメンバーでシーズン3を迎えられて幸せだったなと思います。この家族の温かさや、愛だとか、動物も出てきて癒し要素しかないドラマになっていると思います」と述べ、「木曜の夜にみなさんを癒せるドラマになったらいいなと思います」と本作に期待を込めていた。
また、この日の会見冒頭では、本作のエンディングテーマがアイドルグループ LINKLE PLANET の「ソライロ」に決定したことが明かされ、LINKL PLANETが主題歌を生披露。さらに本作の放送を記念して、ガンプラ「MG1 / 100 量産型リコ専用ザク」の発売(6月28日正午予約受付開始、8月に THE GUNDAM BASE 各店で販売予定)も発表された。同商品は与田がリコ名義でデザイン監修も担当しており、劇中でリコの着ている甚平を生かしたデザインが採用されたほか、ザクのシールドやバックパックには劇中に登場する与田直筆のイラストマーキングシールを貼ることができるようになっている。(取材・文:名鹿祥史)