「サクラマチ クマモト」に県産ヒノキの森林空間 クリスマス前に建材販売会社企画 19日まで
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熊本市中心部の大型商業施設「サクラマチ クマモト」の1階エントランスに県産ヒノキなどでつくった森林空間が登場し、親子連れを楽しませている。クリスマスの時季に森林や林業の魅力をアピールするイベントで、19日まで。 建材販売の森未来(東京)が、林業会社の國武林業(御船町)や県内の生花店と初めて企画した。廃棄予定だった高さ2~5メートルのヒノキ13本を配置し、スギのウッドチップを山道のように敷き詰めた。切り株のテーブルや積み木も並び、爽やかな香りが漂う。 キリの一枚板や松ぼっくりの飾りなどを展示販売するほか、チェーンソーの伐採音をスマートフォンで聞く仕掛けも。5歳の長女を遊ばせた中央区の主婦(31)は「普段は木に触れることが少ないので、癒やされた」と喜んでいた。(馬場正広)