菊花賞馬ドゥレッツァが戸崎圭とのコンビで天皇賞・春へ 主戦のルメールが落馬負傷のため
昨年の菊花賞馬で、天皇賞・春(28日・京都)に出走するドゥレッツァ(牡4歳、美浦・尾関)の鞍上が戸崎圭に決定した。所属するキャロットクラブが10日、ホームページで発表した。 当初、鞍上は菊花賞でも手綱を取ったルメールが有力視されていたが、先月30日にUAEメイダン競馬場で行われたドバイターフで米国馬キャットニップに騎乗して落馬。鎖骨、肋骨の骨折の診断を受け、戦線離脱していた。戸崎圭とは昨年8月の日本海S(1着)以来、3戦ぶり2度目のコンビとなる。 同馬は9日に放牧先のノーザンファーム天栄(福島県)から美浦トレセンに帰厩。天皇賞・春がゴールデンウイークの大型連休中に行われることもあり、それに伴う渋滞回避などを目的に、10日に滞在調整を行う栗東トレセンへと移動している。