認証不正でトヨタ提訴 米企業、ロイター報道
【ニューヨーク共同】ロイター通信は23日、フォークリフトのエンジンの認証不正を巡り、米国の購入企業がトヨタ自動車とグループの豊田自動織機を米サンフランシスコの裁判所に提訴したと報じた。損害賠償などを求めている。 ロイターによると、原告はトヨタのコンプライアンス(法令順守)違反が、米国などのフォークリフトのエンジン認証を傷つけたと主張。損害賠償と全額返金を求めた。 豊田自動織機は昨年3月、日本国内のフォークリフト用エンジンで排出ガスの国内認証に関する法令違反があったと発表。フォークリフトの販売を一部停止した。