角田裕毅「8番手は想定外」望外の予選結果だったと回顧…RB幹部も「驚くべきことだし、チームの努力の結果」と賛辞|F1
オーストラリアGP予選を終えて、2戦連続のQ3進出、8番グリッドを獲得した角田裕毅がコメントを発している。チーム幹部も角田の働きについて、想像以上の出来だったと口にした。 【動画】フェルスタッペンが唯一1分15秒台で走行し、オーストラリアGPでPPを獲得!サインツは及ばず2番手 予選では地元のダニエル・リカルドがQ1でトラックリミット違反となり、Q2行きを逸する形になった。一方で角田は9番手で予選Q2進出を果たすと、続くQ2ではジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンらメルセデス勢を上回るラップタイムの9番手で、2レース連続のQ3行きとなった。 トップ10のグリッドを決めるQ3では、新品ソフトを装着した最後のワンアタックで、角田は1:16.791をマーク。上位勢レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスのひしめく中で、アストンマーティン2台を上回る8番グリッド獲得となった。
角田は「まずはチームに感謝したいです。そして、自分自身のパフォーマンスについても満足しています」と語り、予選内容に満足感を示している。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 「この週末を通じて、とても安定したクルマを提供してくれたチームスタッフの功績は間違いなく大きいと思う。すべてのセッションで適応して、自信を築くことができた。クリーンラップで走れたし、各コーナーではミリ単位でタイムを短縮することができたと思う。可能な限りのパフォーマンスを出せたのではないかと」 「ウィリアムズや他のチームがQ1で良いラップタイムを出していたので、予選8番手は想定外でした。特にQ3までいけるとは考えていなかった。それだけにこの予選結果にはとても満足しています」 「この8番手は今シーズンの予選最高位であり、チームのハードワークを示したものだと思う。ダニエルも速く走ることが可能だったし、彼がトラックリミットを取られてしまったことは少し残念ですが、明日どうなるか見てみましょう」 「決勝はもちろん簡単なレースにはならないと思いますが、クリーンなレースで、できる限りのことをしてポイント獲得を目指したい」
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