2024年QRコード決済シェア PayPayが66.3%で最も多く、楽天ペイ35.3%、d払い27.5%となった【MMD研究所調べ】
クレジットカードにQRコード決済、タッチ決済など、決済サービスだけでも様々なサービスや会社がある中で、いま何が最も支持されているのでしょうか。その動向に関する調査結果が7月26日に公開されたので、さっそく見ていきましょう。 【画像でわかる】楽天プレミアムカードから、年会費が上がっても楽天ブラックカードに乗り換えた意外な理由
直近1カ月の支払い方法で最も多かったのは「現金」
MMDLabo株式会社が運営するMMD研究所は、18歳~69歳の男女25,000人を対象に、「2024年7月決済・金融サービスの利用動向調査」を実施。普段利用している支払い方法や利用している銀行口座、利用している証券会社などについて調査しています。 まずは普段利用している支払い方法に関して、直近1カ月の支払い方法の割合を質問。すると、最も多かったのは「現金」の76.3%、次いで2位が「クレジットカード」の54.2%、3位が「QR・バーコード決済」の47.6%、4位が「非接触の電子マネー」の35.0%、5位が「クレジットカードブランドのタッチ決済」の28.1%、6位が「デビットカード」の6.1%で、その他が0.3%という結果となりました。 「現金」での決済が他を大きく引き離して1位に。最近キャッシュレス決済が浸透してきているとはいえ、現金で支払うシーンの方がまだ多いようです。
現在の利用率No.1のクレジットカードは「楽天カード」
次に、クレジットカードを「利用している」と回答した80.2%、20051人を対象に、「現在利用しているクレジットカード」を尋ねています。最も利用者が多かったのは「楽天カード」で54.0%、2位が「イオンカード」の20.9%、3位が「PayPayカード」の20.7%、4位が「三井住友カード」の17.6%、5位が「dカード」の16.6%などとなっています。 楽天カードの強みとしては、楽天のほかのサービスとの組み合わせで還元率がアップし、ポイントが貯まりやすいという点が挙げられます。楽天市場や楽天モバイルなどのサービスを利用している人は、持っていて損はないカードと言えるのではないでしょうか。 また、三井住友カードは、メガバンクである三井住友銀行系のカードというステータスと、信頼感やセキュリティの高さから選ぶ人が多いようです。