2024年QRコード決済シェア PayPayが66.3%で最も多く、楽天ペイ35.3%、d払い27.5%となった【MMD研究所調べ】
現在最も利用されているQR・バーコード決済は「PayPay」
続いて、通信会社と契約しているスマートフォンを所有する22,834人を対象に、QR・バーコード決済の利用について質問した結果、73.3%(16,740人)が「利用している」と回答。その人たちを対象に、「現在利用しているQR・バーコード決済」を尋ねたところ、最も利用者が多かったのは「PayPay」の66.3%、2位が「楽天ペイ」の35.3%、3位が「d払い」の27.5%、4位が「au PAY」の20.1%、5位が「ファミペイ」の10.6%という結果になりました。 PayPayは利用できる加盟店が多く、ポイント還元祭を大々的に行ったり、各自治体と連携してキャンペーンを実施したりと、お得なイメージもあることから年々利用者数が増えているようです。
非接触決済では「Visaのタッチ決済」と「モバイルSuica」がそれぞれ1位に
次に「カード式の非接触決済」の利用について、「利用している」と回答した15169人を対象に、現在利用している非接触決済を尋ねています。すると、最も多かったのは「Visaのタッチ決済」の35.7%、2位が「WAONカード」の30.8%、3位が「Suica」の24.4%、4位が「nanacoカード」の20.4%、5位が「Suica以外の交通系電子マネー」などの結果となりました。
また、スマートフォンを所有する22834人のうち、「スマートフォン式の非接触決済」を利用していると回答した9032人を対象に、「現在利用しているスマートフォン式の非接触決済」を尋ねたところ、1位は「モバイルSuica」で33.0%でした。続く2位は「Visaのタッチ決済」の21.4%、3位は「楽天Edy」の17.3%、4位は「iD」の17.1%、5位は「nanacoモバイル」の14.2%、6位は「モバイルWAON」の14.0%などとなっています。 Suicaは現在カードの発行を一時中止しているため、モバイルSuicaの利用者が増えているのかもしれません。
現在利用している銀行口座は「ゆうちょ銀行」がダントツ1位に
続いて、「銀行の口座を利用している」と回答した22,289人を対象に、「現在利用している銀行口座」を尋ねたところ、最も多かったのは「ゆうちょ銀行」の57.8%、2位は「楽天銀行」の28.7%、3位は「三菱UFJ銀行」の26.0%、4位は「三井住友銀行」の20.6%、5位は「みずほ銀行」の16.8%でした。 ゆうちょ銀行は、全国各地に店舗やATMがあり、転居や旅行などでどこに行こうと、国内での入出金に困ることがないというのが最大のメリットと言えるでしょう。また、ゆうちょ銀行店舗内や郵便局内に設置してあるATMでは、24時間いつでも手数料が無料なのも嬉しいポイントです。