メタバースからの寄付を新しい文化に　「国境なき医師団」がバーチャルブース出展

　寄付のしかたもさまざま。世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット2024 Summer 」（HIKKY・東京）が7月20日～8月4日に開催される。イベントにはNGO「国境なき医師団」がブースを設置。バーチャルからリアルに支援を届けることができる。 　ブース「国境なき医師団　ドバイ バーチャルベース」は、医療・人道援助活動や、医療を必要とする場所へ援助を届けるための基盤となる「民間からの寄付」の重要性を伝えることを目的としており、来場者のバーチャル空間内のアクションが国境なき医師団への寄付につながるようになっている。来場者がブース内にある支援の木の苗木に水をやると、木が育ち花を咲かせる。ブース内でユーザーが実施したアクション数に応じて、HIKKYが国境なき医師団への寄付を実施する仕組みだ。 　寄付をした来場者のユーザーネームが記載された花も咲く。彩り豊かに変化する風景を楽しめると同時に、一人一人の行動が少しずつ世界を変える力を持っていることを実感できる。 　 　 　また、バーチャルマーケット期間中、国境なき医師団のブース内で撮影した写真を「#Vket国境なき医師団」のハッシュタグを付けてXへ投稿すると、1投稿当たり100円がHIKKYから国境なき医師団に寄付される。さらに、ブース内での寄付が完了すると、支援の木から落ちてくるハート型の「支援の実」をキャッチするゲーム『キャッチ・ザ・ハート♡』に挑戦することもできる。 　なお、8月3日・4日には秋葉原・渋谷・大阪のリアル会場でも「バーチャルマーケット2024 Summer」が開催される。場所は、秋葉原会場がTKPガーデンシティPREMIUM秋葉原3F 、ベルサール秋葉原1F。渋谷会場はShibuya Sakura Stage３F、東急プラザ渋谷。大阪会場が難波御堂筋ホール10F。