（写真：群馬テレビ）

秋の関東高校野球群馬県予選は１６日、県内２球場で２回戦の残り４試合が行われ、ベスト１６が出揃いました。 藤岡市民球場では、今年春のセンバツ王者健大高崎が強豪・桐生第一との初戦に臨みました。健大の先発は１５０キロを超える速球が武器のエース・石垣。石垣は初回、桐一の１番・林、２番・小松、３番・森田と３者連続三振。完璧な立ち上がりを見せます。その裏１点を先制した健大は２回、フォアボールとヒットなどで２アウト満塁とすると４番・佐伯がセンター前にタイムリーヒット。続く５番・伊藤もレフトへはじき返すなどこの回打者１２人の猛攻で一挙８点をあげます。 ３回には６番・栗原に２ランホームランが飛び出すなど、３回までに大量１２点を奪います。一方の桐一は、４回表２アウトながら３塁１塁とし打席には７番・小倉。ファーストストライクを捉えます。打球は右中間を破るタイムリー２ベースヒット。石垣から２点を奪います。しかし桐一の反撃もここまで。健大は石垣が桐一打線を３安打２失点、８奪三振に抑え打線も１３安打で１４得点と爆発し、秋の初戦、コールド発進です。 その他の結果です。藤岡市民球場の第２試合は新田暁が１０対０、６回コールドで常磐を下しました。西毛運動公園野球場では、前橋工が桐生市商との接戦を制し、関学大附が７回コールドで藤岡北を下しました。これで２回戦が終了し、ベスト１６が出揃いました。大会は９月２１日から３回戦がスタートします。