米連邦航空局、ボーイング調査 旅客機窓吹き飛び事故
【ワシントン共同】米連邦航空局(FAA)は11日、離陸後に窓が吹き飛んだアラスカ航空の旅客機事故を巡り、航空機大手ボーイングが安全基準を守っていたかどうか調査すると発表した。FAAは6日にボーイング製の一部機体の一時的な運航停止を命じている。 FAAは「あってはならない事故で、今後も起きてはならない」と強調。「ボーイングの製造方法は、高い安全基準を守る必要がある」とした。ボーイングは「調査には完全に、透明性をもって協力する」との声明を発表した。 事故があったのは、主力小型機737―9(MAXシリーズ)。5日にポートランドの空港を離陸後、窓など機体の一部が吹き飛び、同空港に引き返した。