トリニータ梅崎「自分と向き合い続けたサッカー人生」 引退会見でプロ20年間を振り返る 西川からのビデオメッセージに涙も
今季限りでの引退を表明したJ2大分トリニータのMF梅崎司(37)が15日、大分市の大分フットボールクラブで会見した。「自分と向き合い続けたサッカー人生」とプロ20年間を振り返った。 2005年に、大分でプロのキャリアをスタートさせた。同い年で同時期にトップチームへ昇格した西川周作(浦和レッズ)からのビデオメッセージが流れると涙をこぼし、「彼がいなかったらここまで来られなかった」と感謝した。 2年目から中心選手として活躍し、日本代表でも1試合に出場した。グルノーブル(フランス)、J1の浦和、湘南を経て21年途中に復帰。「期待に応えられず申し訳なかったが、誇れる足跡は残せた」と悔いは見せなかった。 今後は「得てきた経験を伝えたい」と指導者の道を目指す。「多くのサポーターから温かい声援をいただいた。幸せでした」と笑みをこぼした。