コスプレ日本代表"造形レイヤー"七星めろん「中学生の頃にいじめ、高校時代の出会いで殻を破れた」
23歳で初めて知ったコミケ
――ご縁で繋がりが増えたんですね。 七星めろんさん 声をかけてもらった人の紹介で、いろんなイベントに参加させてもらいました。アットホームなイベントが多くて、私がスタッフとして出させていただいた時の主催の方とか、スタッフの方がみんな優しくて「次もスタッフしてよ」「イベントおいでよ」って声をかけてもらえて。 徐々にフォロワーも、関東方面のコス仲間も増ました。それから多分23歳ぐらいのときに初めてコミケの存在を知ったんです。フォロワー3000人とかそのぐらいで初めてコミケに行って、「こんなにコスプレイヤーさんが集まるイベントが3日間も!すごい!」ってなったし、コミケに合わせて衣装とか作ってる人もいるって聞いてびっくりしました。 ――造形に出会ったのはその時ですか? 七星めろんさん 福岡の天神でちっちゃいイベントがあって、ハロウィーンイベントで仲良くなった彼とその友達のもいもいさんっていう方がいたんです。もいもいさんも本当に親しみやすい性格だからすぐに仲良くなって、コスプレイベントとか一緒に参加することが増えました。 もいもいさんは仮面ライダーのコスプレをしたいけど、ルールが厳しいから「もう自分で作るしかない」ってことで、衣装作りを始めたそうなんです。それを横で見ながら、「私も何か造形とかしてみたいな」っていうのがきっかけです。造形の師匠で相棒のもいもいさんと出会っていなかったら、今頃造形はしていないですね。 【後編】衣装や武器を自作“コスプレ日本代表”七星めろんさん「睡眠3~4時間、2ヶ月休み無しで制作に没頭」は下の関連記事からご覧ください。
ひがけん