年末年始の閑散相場でこそ注目したい2023年飛躍の3銘柄
株式相場と同様、全国各地の気温は急激に冷え込んできたが、年末に向けて人出は増えてきた感がある(写真:ブルームバーグ)
12月23日の東京株式市場は、前日のダウ平均株価が一時、前日比800ドルを超える下落幅となり、終値が同348ドル安、ハイテク株比率の高いジャスダック総合指数も同233.25ポイント安となったことを受けて、半導体関連株を中心に売り優勢に。日経平均株価は同272円安の2万6235円と反落した。 来週・再来週(12月26日~1月6日)の東京株式市場は、海外投資家のクリスマス休暇入りに加え、国内も年末年始の休みを挟んだ期間で、参加者が限定的となる。そのため、おしなべて方向感に乏しい推移となりそうだ。 ただ、日本銀行の金融政策変更に伴って株価指数先物主導で下落を強いられた半導体関連などの値がさ株の中で、下げすぎたと判断された銘柄群が買い戻される可能性もあり、全体相場がここから大幅に下落する懸念は限定的となりそうだ。年末年始の日経平均株価の想定レンジは2万5800~2万7500円とする。
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冨田 康夫