<勇敢・豊川/紫龍・愛工大名電>’24センバツ 選手紹介/8 /愛知
■豊川 ◇送りバントの「職人」 島田拓実内野手(2年) 昨秋の公式戦では三塁コーチを務め、ランナーに的確な指示を出してチームに貢献した。守備範囲の広さと送りバントを一発で決める技術の高さが持ち味。長谷川裕記監督から「職人」と呼ばれる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち そんな職人でも失敗はある。明治神宮大会ではバントを決められず、冬場に鍛え直した。センバツを前に「全力疾走でプレーし、校歌を歌いたい」。 愛知県小牧市出身。将来の夢は「人の役に立つ人になる」。好物はイチゴ。 ◇声出しで盛り上げる 竹内雄惺内野手(1年) 昨秋の明治神宮大会準々決勝・高知戦。総力戦の中、延長十回から登板した。2回を2失点に抑えるなど役割を果たし、4強入りに貢献した。 「元気」が持ち味と自身を分析。チームが劣勢になっても声で盛り上げる。「センバツでも自分が一番目立つくらい声を出し、良い雰囲気を作る」とムードメーカーを買って出る。 名古屋市出身。将来の夢は「みんなから愛される人になる」。好物はしゃぶしゃぶ。 ■愛工大名電 ◇背走好捕、守備が魅力 倉知哲平内野手(1年) 昨秋の東海大会決勝の豊川戦で途中から遊撃手を務めた。ふらふらと上がった、あわやポテンヒットとなる打球を背走しながら好捕。「長所は守備力」という通りのプレーで球場を沸かせた。 課題は打撃と認識し、夜中にバットを振り込んできた。手にまめがいくつもできて破れたが、「後ろにつなぐバッティングがしたい」と耐えてきた。 愛知県春日井市出身。プロ野球選手になるのが将来の夢。好きな食べ物はマグロ。 ◇豊富な変化球の右腕 岩田知樹投手(1年) 球威のある真っすぐと豊富な変化球を持つ右腕。昨秋の県大会で1試合に登板し、きっちり抑えた。体重移動がスムーズなフォームを意識した結果、「球に力が入るようになった」と語る。 東海大会でマウンドに上がる機会はなかったが、緊迫した試合でいつでも登板できるよう備えたことが良い経験になった。「センバツでは勝利に貢献したい」と意気込む。 愛知県一宮市出身。将来の夢はプロ野球選手。好物はラーメン。 =随時掲載