“得点圏打率”に“バントなどの采配”がカギ 篠塚和典と宮本和知のW解説【巨人ー中日】
◇プロ野球セ・リーグ 巨人ー中日(24日、東京ドーム) 7試合ぶりの白星を挙げた巨人。先発は赤星優志投手です。 【動画】23日の中日戦ハイライトはこちら! 去年中日相手には4試合で登板しています。木下拓哉選手、カリステ選手、石川昂弥選手に打たれていますが、細川成也選手を10打席1安打に抑えています。 対する中日の先発は涌井秀章投手。去年は21試合に投げ5勝13敗と大きく負け越していて、巨人相手には2試合で0勝2敗でした。 この日の解説は篠塚和典さんと宮本和知さん。 篠塚さんは「ベテランの涌井投手に対して若手がどう対応していくのかは楽しみ。ジャイアンツはいま、バッティング良くない、点が取れていない。バント練習を試合前にしていましたが、ランナーが塁に出たら、そうした動きを阿部監督がしてくると思う。そうした采配が成功するかが、カギかなと思います」と見どころを語っています。 宮本さんは「点が取れていないので、先発の赤星投手が先制点をあげないというのが大事ですね。打撃については5番がカギ。丸になるのか、坂本にするのか、監督にとっては悩みどころかと思います。あとは得点圏打率が低い。だからこそ、ピッチャーがしっかり抑えるのが大事ですね」としています。 ▽巨人主な選手の得点圏打率(4月23日現在) 岡本和真 .412 萩尾匡也 .333 門脇誠 .273 丸佳浩 .167 オコエ瑠偉 .143 吉川尚輝 .136 坂本勇人 .105 岸田行倫 .000 ▽中日主な選手の得点圏打率(4月23日現在) 山本泰寛 .400 田中幹也 .313 村松開人 .286 細川成也 .286 中田翔 .235 三好大倫 .154 カリステ .143 木下拓哉 .000